TOPICS釣果レポート

チヌのノッコミ調査【菅崎 将平】3/7

2026年03月12日

3月7日、中潮。

 寒さが徐々に和らいできた3月。

今年は大規模な寒波は来ず、過ごしやすい日が続いていた。

グレもまだまだ追いかけたい季節ではあるが、3月、4月とチヌの大会が目白押しなので、ノッコミ調査にチヌ釣りに行くことにした。

 私は渡船なしでチヌ釣りをする時、Googleマップで当日の釣り場を決めるようにしている。

大会でも上がったことのない場所で攻略していかないといけない。

知っている釣り場だと同じ釣りになるので、毎回同じ場所に入らないようにしている。

 暖かい日が続いていたが、当日は北東の風7㍍。

気温も10℃と相変わらずの時化男ぶりを発揮していた。

風裏を探して決めたのは西海市の面高。9時過ぎに自宅を出発し、釣具店でエサを混ぜて行く。

オキアミ1角に対して、集魚剤2袋。浅いタナも意識しているので、麦が黄色と青色に着色してあるものを1袋混ぜ込んだ。

 ツケエは練り餌と着色オキアミを使用。

 現場に到着したのが10時半頃。

ちょうど満潮ぐらいで、狙いの石積の突端にはまだは入れなかった。

石積の根本で始めるしかないので、比較的水深がある内向きからスタート。

 2026年はPEラインを練習すると決めているので、今回も使用していく。

PEの0.6号にナイロンハリスを5㍍。

その下に黒魂ハリスの1.5号を2ヒロ半使用。

 PEラインで苦戦するのはリーダーとのバランスである。

どのリーダーを使用するかによって馴染み方も様々。

いろいろ試したが、普段食わせように使うナイロンハリスが最適解だと今は感じている。

長さはまだまだ研究中なのでそこも楽しみの一つだ。

 ウキはZENSOH Accele BGの00からスタート。

風も強いのでハリスにカラーガン太君の5号を2つ使用。

 下げ潮が湾内から石積の突端へ流れている。

しかし、風は右から左へ時折強く吹いている。

ラインを取られることも考慮し、右沖へ遠投して馴染ませていく。

 1投目からアラカブがアタリ、魚も冷たくはないので活性は良さそう。

沖は砂地で、突端に近づくにつれて岩礁がある地形。

砂地との境目が狙いどころと考え、マキエもその周辺に溜まるように計算して撒いていく。

30分ほど撒くと、フグや他のエサ取りが反応してくるようになった。

練り餌を針いっぱいくらいの大きさで流していく。

境目付近になると、いいアタリがあったが、素バリを引いてしまった。

再度同じコースを流していく。

すると前アタリがあるが、途中で止まってしまった。

少し誘いを入れてあげると、竿先まで乗るアタリで合わせを入れる。

そこまで大きいサイズじゃないが、35㌢クラスのチヌだった。

同じパターンで食うかと試行錯誤したが、底潮が止まってしまい、風の影響でマキエと合わない状況が続いていた。

時間だけが過ぎ、突端にも行けるようになったので移動。

潮は良い感じに流れているが、表層だけといった感じ。

風も根本より吹いており、仕掛けを低層で安定させたかったので、黒魂Kingの000に変更。

するとすぐにアタリがあるがまた素バリを引いてしまう。

飲ませようと考え、チヌ針の1号に変更。

再度同じ場所付近でアタリがあり、竿が弧を描く。

右側は大きめの岩礁が広がっているので、左の水深がある方へ誘導していく。

ハリスが瀬に当たってザラザラになっていたが、黒魂ハリスは強いので、なんなく42㌢のチヌがタモに収まった。

その後、チヌ釣りに行くと電話で話していた平山さんが到着。

平山さんが竿を出すと、風がきつくなり「風ば連れてきたやろ~」と冗談も交えつつ、二人でのんびり楽しむことにした。

再開したのはいいものの、上潮の流れが速いだけで底潮は動いておらず大苦戦。

時間だけが過ぎていき、16時納竿予定で時刻は15時。

ラスト1時間というところで、底潮の変化を黒魂Kingが捉えてくれた。

いい感じに潮を噛んで右沖に流れていく。

穂先を軽く抑えるようなアタリがあったが、針かかりせず回収。

練り餌を使用し、底を転がすイメージで流していく。

するとモゾっとしたアタリの後に、穂先を跳ね上げるようなアタリ。

合わせを入れると心地よい糸鳴りと共に、竿が大きく弧を描いた。

魚にとっての安全圏はやはり右の岩礁付近なのか、一直線に右へと走る。

ゆっくりと左へ誘導しながら、距離を詰めていく。

最後まで粘られたが、無事タモに収まったのは48㌢、2kgを超えているのではなかろうかという素晴らしいコンディションのチヌだった。

この1匹以降、6投連続でアタリがあり、針はずれも含めて3匹、合計5匹をゲット。

平山インストラクターも44㌢の良型を取り込んだが、時間になってしまい、後ろ髪を引かれる思いで納竿となった。

まだ完全なノッコミという感じではなく、寒チヌとの境といった状況だった。

その中でもいい釣果に恵まれたのは、風が強くてもどっしりとしていて、安定感のあるZENSOH Accele BGと黒魂Kingのおかげだった。

皆さんもこの二つを武器に、今後のノッコミシーズン、巨チヌを求めて釣行してみてはいかがだろうか。

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